月月器考(つきづきうつわこう) 2018年 睦月

カテゴリ: 日記 投稿日:2018年1月5日

食に興味のある方は、料理を盛り付ける器にも興味を持っていただける方が多い様に思います。

店主も器が大好きです。

修行中にこつこつと器を買い揃える方もいますが、店主は全くできませんでした。店をオープンするにあたり、開店時の器を揃えに走りました。自分で揃えたものか1/3、料理を教え器も好きな母から借りた器(借りっ放しが多いですが、、、)が1/3、祖父母の家から持ってきたものが1/3くらいでした。でも、急いで集めた器はその後あまり使わない様に思います。器の事も作家さんの事も骨董の事も、ほぼ何も知らずに店を開店しました。一年目は欲しい器があっても買えず、2年目から毎月コツコツと欲しいものを吟味して、集めてきました。少しお金が出来ると器を見に行く。お金は全く残っていませんが 笑 思い入れのある器が徐々に揃ってきました。

開店前より器に関してお世話になっていますのが、先輩から教えてもらった骨董屋さんと、現代作家の器をたくさん扱う本町のウツワヤ「Meetdish」さん。

最近は気に入った器を見つけ、盛る料理をイメージして購入することがひとつ。もうひとつは自分のイメージする器を作家さんに作ってもらうこと。この二つを並行して器集めに関しては行っています。

前置きが長くなりました。

「器は料理の着物」

魯山人の言葉をお借りするのは恐れ多いですが、料理、特に日本料理は食べて美味しいだけではなく、その料理を盛る器も味の内と思います。

2018年、1月から11月まで毎月一人の作家さんにお願いして器を作ります。

Meetdish店主の磯部さんに間に入っていただき、私のイメージを作家さんに伝えてもらい、作り上げていこうと思っています。

「月月器考(つきづきうつわこう」

と題して、毎月替わりのおまかせのコースの中の一品に使いたいと思います。11種の器を作り、12月はその器を使っておまかせのコースをお出しできたらと思っています。

作っていただくのは5〜6個になると思いますので、おまかせのコースの多い日は皆様に使えないこともあると思います。毎月の器をご希望の方は事前にお伝えくださいませ。

では、2018年の一作目。

睦月の「月月器考(つきづきうつわこう」

金沢・九谷で作陶されている

赤地 健(あかじ けん)さん の作

以前、Meetdish磯部さんよりお祝いでこの器をそのまま大きくした大鉢をいただきました。

1月、めでたい、紅白、、、その大鉢が思い浮かびました。この器はその大鉢をそのままぎゅっと小さく5寸(役15cm)の大きさに。

コースの一品目に使いたい、寒い時期だから、器も温めて温かい料理を盛りたい、、、

冷たいイメージの磁器ですが、持つと少し厚みがあり、丸く温かい印象を受けます。

ここに盛るのはめでたい鯛です。

料理を楽しみに来られるお客様も多いと思いますので、月初は器だけを。月末には料理も盛った画像をまたお披露目したいと思います。

では、今月より毎月お楽しみに。