月月器考
(つきづきうつわこう)
皐月の器は
高木 剛 さん
濃い灰釉に大胆で動きのある刷毛目。
この器には動きのある料理を。
稚鮎の蓼衣揚げ
焼き鮎つみれの揚げワンタンと胡瓜酢
の二種盛りです。
蓼の葉っぱを刻んで入れた衣を纏わせて揚げた稚鮎。こちらはシンプルな揚げものです。
添えているのは、しっかりめに塩焼きしてからつぶした鮎と山の芋で作ったつみれをワンタンで包んで揚げています。添えているのは鮎と相性の良い瓜。潰した胡瓜で作った胡瓜酢と共に召し上がっていただきました。
おまかせの最初の方でお出しした揚げ物です。
みなさん、スターターにビールやシャンパンなど、泡のものが欲しくなる季節です。そこに合わせて、苦味と爽やかさとカリッと感を。
インパクトのある器に、みなさんも色々な反応ありがとうございました。
明日からは6月、水無月です。
梅雨ももうそこまで、、、
水無月の器もお楽しみに!
月月器考
(つきづきうつわこう)
皐月の器は
高木 剛 さん
京都、京北で作陶されている高木さん。
粉引、灰釉、三島などの渋いイメージがあります。
今回は高木さんも普段作らない形にチャレンジしていただきました。
濃い灰色の釉薬に大胆な白い刷毛目。
普段、弊店ではあまり使わないような器が出来上がり、盛り付けがとても楽しみです。
形も刷毛目も器によって異なる、それぞれに味のある仕上がりになっています。
高木さん、ありがとうございます😊
この器をみて、何を想像したか、、、
今月は器を見てから盛る料理を考えました。
今月も月月器考をお楽しみに。
月末にはまた料理と共に、お披露目です。